ゆらのおと

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「プラネタリウム」の尺八と「ESCAPE」

11月3日放送のテレビ×ミセスを見ました。

「テレビ」の部分が強調され、ぎゅっと詰め込んだような2時間。

音楽が少なく感じたのはちょっと残念でしたが、ミセスの3人の可能性はまだまだ限りないなと思いました。

 

 

プラネタリウム」の笛は尺八だった

プラネタリウム

プラネタリウム

  • 大塚 愛
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

大塚愛さんの名曲「プラネタリウム」では、ご本人はもちろん、ミセスの3人もそれぞれかなりのこだわりをもって演奏していたという印象でした。

その中で私が気になったのは、ピアノのななめ後ろくらいで演奏されていた「尺八」。

プラネタリウムを昔聴いていた時はあまり意識したことがなかったけれど、あの笛は日本の伝統楽器である尺八だったのですね。

 

大塚愛さんは以前ラジオ番組で、プラネタリウムを製作する際、「日本の人に受け入れられるよう尺八を入れた」と語っていたそうです。

生の尺八との演奏は今回の「テレビ×ミセス」が初めてだったとのこと。

ボーカル+バンド+弦楽器+尺八、この組み合わせはなかなかないのでは?

不思議と全体がきれいにまとまっていて、情緒たっぷりでとても素敵でした。

2人のハモリに聴き惚れながらも、後半尺八持ち替えてる!とかどうしてもそちらに目が…。

TVerで配信されているようなので、色んな所に注目しながら繰り返し見たいと思います。

 

 

ESCAPEの主題歌で気になる音

話は変わりますが、娘が最近はまっているのがドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」

寝ている時間の放送なので録画し、次の日学校からダッシュで帰ってきて見ています。

「えー!」とか「きゃー!」とかおおげさに、臨場感あふれる?リアクションをしながら見ていて、もうすっかり夢中です。

私と息子は静かに心の中で思いながら見る派、 夫と娘は声に出してリアクションする派。

 

「Mirror feat.斉藤宏介」


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主題歌にもはまり、家にいるときも移動中も何回もリピートして聴いています。

少し前までは「鬼滅の刃」の映画の曲を延々リピートしていました。

もっと前は「しかのこのこのここしたんたん」。

娘は1度はまると1曲を何度も繰り返し聴く派…。

車で習い事の教室へ行くときも聴いていて、そのとき娘が「同じ音がずっとなってるね」と言っていました。

どうやらイントロから最後までほぼずっと流れている「ミーレーシ ミーレシ」という音が気になる様子。

言われてみれば、たしかに気になる。

ドラマでも良いところでこの音が流れてくるんですよね。

ニゾンの斉藤さんが参加しているというのもあり、私も家事中などに聴いているのですが、娘が言っていたあのフレーズがどうしても際立って聴こえてきてしまいます…。

あ、ここ微妙に違うんだって発見しながら聴くのも楽しい。

もう頭から離れません。

 

 

 

「うさぎのひかり」の「もう自由だよ」にぐっときた

NHKの夜ドラ「いつか、無重力の宙で」を見ています。

朝ドラや大河も見ることはあるけど、夜ドラの雰囲気が一番好きかも。

 

 

宇宙から地球を見てみたい

「いつか、無重力の宙で」は、高校生の時に天文部だった4人の女性が、大人になって再会する話。

「宇宙から地球を見たい」という夢をかなえるため、再び4人で集まり始めます。

実際に宇宙へ行くのは難しいけど、自分たちで作った人工衛星を宇宙へ飛ばして、搭載したカメラで撮影しよう。

1人では無理でも、4人ならできる。

紆余曲折ありながらも、確実に夢に近づいていきます。

 

このドラマのテーマは「二回目の青春」だそうで、一回目の青春を知っている、味わったことのある大人たちにささるストーリーだと思います。

私もぐさっとささった一人です。

 

高校の同級生って一緒に青春を過ごしたから、会うとそのころの思い出がよみがえるし気持ちも戻る気がするんだけど、確実にそれぞれ別の場所で過ごした期間があって。

歳を重ねるにつれ、お互い話す内容にも相槌をうつにも気を使う場面が増えたように思います。

どんなに仲の良かった友だちでも。

結婚したしていない、離婚したしていない、正社員かそれ以外か、子どもがいるいない、子どもは男か女か、1人か2人かそれ以上か…きりがないです。

少し前までは、そこまで気を使わずに、気を使われずに、何も考えずに済んでいた気がするのだけれど。

アラフォーにもなると、軽々しく言えないことが多すぎる。

だから会うこと、連絡を取り合うことが億劫になってくる。

お互いどんな状況だろうと気を使わないのが本当の「親友」なんだろうな。

そう考えると私には親友っていないのかもしれない。

もっと年を重ねて乗り越えると、またお互い気を使わずに話せるようになるだろうか。

…話がそれました。

ドラマの4人は、たしか30歳くらいだったはずで、やはりそれぞれ事情がある。

だから最初は人工衛星なんて無理だって言い合っていたし、作るって決めてからも何度も衝突して、あきらめそうになる。

それでも、周りに頼って、話し合って解決して、なんとか夢に向かって走り続けている。

まぁ、ドラマだからな。なんて思っちゃう自分はもう十分けがれた大人ですね。

ドラマはドラマで、現実とは違う世界であってほしい。

現実とは違うから、見たくなるのがドラマだと思う。

 

 

「うさぎのひかり」


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ドラマ主題歌は、吉澤嘉代子さんの「うさぎのひかり」。

このタイトルも歌詞も、ドラマを見ているとあぁ……ってなります。

ジャケットは宇宙飛行士のうさぎのイラスト。

手足?の長さや傾斜角度、ふわっと浮いて漂っている感じがかわいいです。

 

冒頭、アコギの弦が擦れる「キュ」って音で切なさ倍増。

ハープやドラム、コーラスなどが加わりどんどん空間が広がっていく。

楽器の音の奥で、宇宙と交信しているような、星の輝きを表すような、キラキラした音が聴こえます。

 

熱い涙よもう自由だよ

物語の中では

ここから間奏への流れがたまらないです。

特に「もう自由だよ」の歌い方、ライブじゃなく音源で感情の入り具合がここまで伝わるのもすごいなぁ。

透き通ったやさしい声だけど、芯の強さを感じます。

ただ「自由だよ」じゃなくて、「もう」ってついているのがまた…。

「もう」にこれまでの苦しみ、自由にできなかった、なれなかったもどかしさが全部詰まっている感じがします。

 

いつかのわたしに伝えてあげたい

いつかのわたしを迎えにいきたい

この辺の歌詞も好きです。

あのころの自分に会えるなら、言いたい事、伝えたいことが山ほどあります。

 

「うさぎのひかり」は、ドラマに重ねても、自分自身に重ねてもぐっときます。

この先10年、20年たってからも、またあらためて聴きたい曲です。

 

 

すでにドラマは終盤、おそらく人工衛星をとばすのは成功するだろうと予想できますが、そこからの景色とか、みんなの表情とか想像するだけでもう…。

きっと最終回は、涙なしには見られないと思います。

人工衛星から地球を見た時、主人公たちがどんな言葉を発するのかも気になります。

 

ずっと夢を追っていてほしいような、終わってほしくない気持ちもありますが、次期の夜ドラ「ひらやすみ」の情報もちらほら出ていて…そちらもとても楽しみです。

 

 

↑新たに参加してみました

 

Googleの鼻歌検索にリベンジ

以前スーパーで流れているBGMが気になった話を書きましたが、今週も気になるBGMが聴こえてきました。

またわからない曲があったので、前回不発に終わった鼻歌検索に再チャレンジしてみました!

 

 

スーパーのBGMに「タイミング」

Timing~タイミング~

Timing~タイミング~

  • ブラック・ビスケッツ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

数カ月前にスーパーで流れていて懐かしいと思ったのが17年前の曲で、その時もどういう仕組み?って思ったけど、この前はブラックビスケッツの「タイミング」が流れていました。よくあるアレンジバージョンです。

タイミングは1998年発売だから、なんと27年前!!

今回行ったのは前のスーパーとは別で、系列でもなく。

ほんと、どういう仕組み??

パソコンで管理されているのか、CDをかけているのか。

田舎のスーパーだから?

小さめのスーパーだから?

大きめのスーパー、ショッピングモール内の食品売り場とか、そういうところはやっぱり新しい曲が流れているイメージがあります。

デパートはあまり行かないからわからないけど、たぶんタイミングは流れていないでしょう。

懐かしい曲が流れるのは、田舎のスーパーあるあるなのかも。

 

それとも、何かの合図的なもの?

雨が降ったら「雨に唄えば」、閉店間際は「蛍の光」など店や施設によって決まっているところもありますよね。

「タイミング」は、清掃や在庫のチェックなど、何かのタイミングなのかもしれない。

 

 

ダイソーで聴こえた物々しいあの曲

100均のダイソーのBGMは「ハッピー、プライスパラダイス~(ダイソー)」か、オリジナルのラジオ番組みたいなのが流れているイメージでした。

でもこの前流れていたのは、聴いたことのあるクラシック曲。

テンポの速い3拍子で、なんだか早く選んでって急かされるような、物々しい雰囲気の曲でした。

題名がわからなかったので、自宅に帰ってGoogleの鼻歌検索をしてみることに。

今回はちゃんとはじめから「曲を検索」をタップ。

「ふんふんふんふんふんふんふーんふんふーん」って部分的に歌ってすぐに出てきたのが…

サン=サーンス「死の舞踏」Op.40


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タイトルも強烈でした。

調べてみたら、シロフォンでガイコツの骨があたる音を表現しているとか、ヴァイオリンが独特のチューニングで不協和音を鳴らしているとか、死の象徴とされている旋律が使われているとか…。

なぜそれがダイソーで流れていたのか、不思議です。

 

もしやこれも何かの合図?

やばいお客さん来てるよとか?

混雑してきたから急かすような曲を流しているとか?

急かされると、ついゆっくり見ちゃって買う予定じゃなかったものまで買いすぎるのを防げるから、助かる人も多いかも。

私もいつも買いすぎることが多いけど、その日は「この曲なんだっけ」とか、「攻めた選曲だな」と耳に意識を集中させながら店内をゆっくり歩き回って、結局必要なものだけ買って帰りました。

 

今思えば、10月はハロウィンの時期だから、そういう雰囲気の曲が流れていただけなのかも。

それか、ダイソーは独自のプレイリストがあるらしく、「死の舞踏」は名曲として選ばれた中の1曲なのかもしれません。

 

とにもかくにも、前回うまくいかなかったGoogleの鼻歌検索で、今回は無事にタイトルまでたどり着けて良かったです。

 

鼻歌検索に失敗したブログはこちら…

yura-oto.com

 

追記:ダイソーは有線チャンネルを持っていて、リクエスト曲や季節に合う曲をランダムで流しているそうです。

有線のサイトから、リアルタイムで流れている曲だけでなく、何月何日何時何分にどの曲が流れていたか細かく調べられるようになっていました。

鼻歌検索、必要なかったですね。

次から気になったときはそちらで調べようと思います!

 

 

 

 

一段落のご褒美

自分のことや子どものこと・家族のことで、何かとバタバタして大変だった1週間が終わりました。

毎日が慌ただしいことには変わりありませんが、とりあえず一段落。

がんばった自分にご褒美を、ということでこちらをいただきました!

KIRIN GOOD ALE

さわやかでフルーティ、すっきりとした味わい。

たしかにこれは秋に合う感じ。この季節に発売されたのがわかるかも。

ま、結局いつ飲んでもおいしいんですけどね。

普段は金麦派ですが、たまに違うビールや違う種類のお酒をたしなむのも良いです。

 

「GOOD DAY」


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キリン「GOOD ALE」のCMソングはミセスの「GOOD DAY」。

CMはビールの缶と同じく全体的にオレンジっぽいけど、MVはピンク・ブルー・紫も入ってとってもカラフル。

CMの出演者も出てきて、雲の上から宇宙?まで、世界がどんどん変わっていきます。

 

 

笑って 泣いて 

世界は忙しいけど

身軽になって 一息ついて

言おう GOOD

 

この曲を聴きながらのビールは、がんばったご褒美にぴったりです。

普段なら明るく前向きになる感じだけど、今日は聴いているうちになんだか泣けてしまう…。

大変だった分、がんばった分、いいことがありますように!!

 

ビールやお酒の曲についてはこちらにも書いています

yura-oto.com

 

 

いつもありがとうございます!

 

スティンガースからコンフィデンスマンJPへ

ドラマ「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」が終わってしまいました。

工作員があの人っていうのも嘘なんでしょ?とか、実はラマバティ偽物でしょ?とか…

ぱるるの時のように考えすぎてしまいましたが、終わってみれば、いつも通りすっきり爽快。

よかったよかった。

あの騙し騙されるわちゃわちゃをもう見られない、最後のスッキリ感をもう味わえないと思うとさみしいです。

これが「ロス」というやつか…。

 

 

スティンガースロスを紛らわせるため、ネトフリで「コンフィデンスマンJP」を見ています。

今までちらっとしか見たことがなくて、1話からしっかり見るのは初めて。

こちらも騙し騙され?最後は爽快痛快。

スティンガースと違うのは警察官じゃないところと、なりすますための努力が半端ないところでしょうか。

CAとか、勉強して面接を突破して本当になってますからね。

正義のためでなくお金のために騙すというのもあり、よりぶっとんでいる感じがします。

結局正義のためだったりするようなしないような、曖昧なところもまた良いです。

そしてダー子がとびきりかわいい。

 

ターゲットを捕まえるだけ・お金をとるだけでなく、時に改心までさせてしまうところや、ターゲットを騙すために身内も騙すというところはスティンガースと共通していますね。

制作局やスタッフは全く違うようですが、こうして見比べてみると面白いです。

 

「ノーダウト」


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イントロからすでに騙されてるっぽい。

コンフィデンスマンJPの主題歌はすべてOfficial髭男dismが担当しています。

2018年のドラマ版は「ノーダウト」、その後映画版で「Pretender」「Laughter」「Anarchy」。

同じシリーズの作品に別の曲を作り続けるのも大変そう。いや、楽しいのかな。

それぞれどんなところで流れて、彼らが映画のどの様な部分を曲にしたのか、映画版も少しずつ見ていきたいと思います。

 

「We Are Confidence Man」


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劇伴はfox capture planが担当。

ウッドベースがかっこいい。

そういえば、タモリステーションのあの曲は不明なままです…。

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「狩りから稲作へ」


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第6話「古代遺跡編」で、レキシのこの曲が流れてきて笑いました。

みんなレキシとお揃い?のアフロだし。

子どもたちがもう少し大きくなって、本格的に日本史の勉強が始まったらぜひ彼の歌を教えてあげたいです。

さいころ見ていた「ビットワールド」に出ていた人だよ!って。

「ひみつのヒミコちゃん」も作った人だよ!って。


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覚えてるかなぁ。

 

秋の新ドラマが始まるまで、コンフィデンスマン漬けになりそうです。

 

スティンガースについてはこちらも。

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なんでもいきもの「のりおにぎりのうた」

今日は、我が家の娘が大好きな「なんでもいきもの」について。

かわいいだけじゃない。癒されるだけじゃない。深いです。

 

「なんでもいきもの」とは

「なんでもいきもの」は、「すみっコぐらし」を手掛けたよこみぞゆりさんが、SAN-Xから独立後に生み出したキャラクターです。

幼稚園のころからすみっコぐらし大好きな娘が本屋さんで見つけた「なんでもいきものお絵描きツアー」。

色んな生きものたちがゆるっとかわいらしく描かれ、その表情やしぐさを見るとのんびりゆったりほんわかした気持ちになれます。

飼育員さんとのやり取りとか、動物以外の絵もかわいい。

生態についても書かれているので、知識が広がります。

娘はなんでもいきもの=「なんもの」も大好きになり、次の誕生日はそのグッズをプレゼントに選ぼうかなと話しています。

 

 

なんものアニメ

2025年4月から月1で配信されている「げっかん!なんものアニメ」では、なんものたちそれぞれにスポットを当てたショートアニメが見られます。

なんものの世界へやってくる「にんげん」たちは、人間界に疲れてはしごにのぼってやってくるという設定。

すみっコぐらしのアニメーションでは、すみっコたちは声を出さずナレーションや文字で説明が入りますが、なんものたちは言葉を話します。

豪華な声優陣がこちら。(敬称略)

人気者になりたいちょびみみコンビや、なんでも賛成してくれるだいさんせいうおが反対する場面など、彼らの裏側・あらたな一面を知ることができます。

子どもが見ても楽しめるけど、実はある程度大きい人向けだよね…?と思う。

 

「のりおにぎりのうた」


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私が一番好きなのは、3話の「のりおにぎりのうた」です。

数あるなんものたちの中でも異彩を放つ「のりおにぎり」。

彼らが唯一持っているのが「のり」ということで、ノリノリな音楽に合わせてソリのようにして坂を滑ったり、パラシュートのようにして空から舞い降りたり、ぶんぶん振り回したり。

ただかわいいように見えますが、最後に「YEAH!」ってのりがビリビリに破れた後は、動きが止まりしん…となってしまいます。

その時間が思ったよりも長くてシュールで面白いんだけど、「のり」が破れるのって一瞬だよな、「のり」がないとみんなこうなっちゃうんだなってなんともいえない気持ちになりました。

作詞はよこみぞゆりさん、作曲・編曲は月蝕會議(げっしょくかいぎ・人名ではなくバンド名だそうです)。

きみも きっと のりを もってる

まいにち のりで 生きていこ

言葉遊びのようですが、なかなか深いです。

私も持ってるんだろうか。

 

 

前に「クマ」のアクセントについてのブログで、言葉のアクセントとメロディーを合わせることについて書きましたが…

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私の感覚では、食べる「海苔」とくっつけるほうの「糊」は尾高型。

ノリが良いの「乗り」は平板型かな?

これも地域によって色々でしょうか。

「のりおにぎりのうた」のメロディーでは、「のり」のほとんどが尾高型、最後の「のりでいきていこ」だけ平板型。

あれ、でも「のりをもってる」って言うときも、「乗りを」の方になっているような。

後に続く言葉によってアクセントも変わってきますよね。

全く関係なく作られている可能性もありますが、考えれば考えるほど深いです。

 

 

「のりおにぎりのうた」は各音楽配信アプリでも聴くことができます。

曲の長さは36秒と表示されていますが、最後のしん…となる8秒ほどの間も忠実に再現されていました。

最後の静寂も音楽の一部であり、それも含めて「のりおにぎりのうた」ということですね。

のりおにぎりのうた

のりおにぎりのうた

  • のりおにぎり & なんでもいきもの
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

↑こちらは試聴なので30秒になっています

のりおにぎりのうた~具~

のりおにぎりのうた~具~

  • のりおにぎり, カニ, エビ & なんでもいきもの
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

~具~のほうもノリノリなんですが、こちらも深読みしたくなってしまいます。

具はあってもなくてもいい、全部のせてもいい。

「具をさがしてみよっか」って…たしかに具がなかなか出てこないおにぎりってあるよね。

いつかきっと見つかるはずだよね。

 

「げっかん!なんものアニメ」は、毎月末日正午に各SNSで新作が配信されているとのことなので、次は9月30日。

1カ月がんばったご褒美になりそう。次回以降も楽しみです!

 

 

最高に明るくてポップな「騙そうよ」

火曜夜に放送中の「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」を見逃し配信で見ています。

今日はそのドラマとオープニング曲の感想を書いていきます。ややネタバレありです。

 

 

スティンガース=おとり捜査官

sting」の意味は刺す・毒針など。

騙すとか欺くという意味もあって、おとり捜査のことを「sting operation」と言うそうです。

だからスティンガース=おとり捜査官ということになるのかな。

刺された瞬間・潜入した瞬間は気付かないけど、じわじわ毒が回っていく、せまって追い込んでいくってイメージでしょうか。

ドラマ「スティンガース」でも警察官が「おとり」になって様々な場所へ潜り込み、事件を解決していきます。

結構凶悪な事件は起こるんだけど、重たい感じはなくて全体的に軽快・痛快。

すっきり明るい気持ちになるし、安心して見られるドラマだと思います。

たしか番組表の説明欄にも、「暑い夏に気楽に見てね」みたいな言葉が書いてありました。

それぞれ特技のあるチームメンバーが力を最大限に発揮して解決していくのは見ごたえがあるし、色んな映画やドラマのオマージュがあったり、衣装やヘアメイクの変化も華やかで楽しいです。

 

私が特に印象に残っているのは、宗教団体の施設に潜入する第5話。

志田彩良さん演じる森園さんが染まっちゃったふりをしているのはわかったけれど、島崎遥香さん演じる信者の子、絶対何かあると思ってしまいました。

ぱるるならきっと裏に何かある、きっとこの子が黒幕だって。

同じように考える人は多かったと思います。

終わってみたら何もなくて、見事に騙されてしまいました。

 

 

「マスカレード」


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harhaが歌うスティンガースのOP曲。

インパクトのある歌詞に心を奪われました。

さぁ騙そうよ 囮となって今

僕ら真面目な噓つきさ

さぁ交わそうよ 秘密と分かってても

君の仮面ごと素敵だから

harha「マスカレード」より。

マスカレード=仮面舞踏会。

「騙す」「囮」「嘘つき」など、よろしくないイメージのある言葉を、こんなにも明るく楽しく歌い上げているのが大胆で潔い。

 

同じ「騙す」が出てくる曲では、ドラマ「キャスター」の主題歌だったtuki.「騙シ愛」もありますが、雰囲気が全然違いますね。

騙シ愛 - Damashiai

騙シ愛 - Damashiai

  • tuki.
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

当たり前のように感じちゃうけど、それぞれドラマに合わせて作っているんだな、それって大変だよなと改めて作り手さんを尊敬します。

 

 

隠せない 隠し切れない

正義が君を創ってるから

「マスカレード」後半のこの部分は、藤井流星さん演じる乾のことかな。

ドラマのオープニング映像では、魚がカラフルな背景の中を泳ぎ、小さな魚を追いかけて進むにつれ背景の色がコロコロ変わっていきます。

その魚が小さな魚を食べて、さらに大きな魚がやってきて…と、ドラマの内容・展開を象徴しているようなアニメーションもまたポップで明るい。

オープニングにこの曲とアニメーションがあるからわくわくするし、絶対正義の味方は悪者をやっつけてくれる、最後にはみんな無事に事件解決するって安心して見られる気がします。

 

harhaについて

  • ボーカル:ヨナベ
  • コンポーザー&ラップ:ハルハ
  • 2022年結成
  • 代表曲は「人生オーバー」


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こちらも曲調と歌詞にギャップがあって、中毒性がありますね。

バズるのもカバーされるのも納得。

 

 

「スティンガース」は残すところあと2話。

最終回に向け今までにない不穏な空気が漂っていましたが、次は誰がどんな風に騙すのか?騙してくれるのか?期待が高まります!